Webexを使ったライブイベントは、ZoomやTeamsと比べると少ないですが、ここ最近はインターフェイスもガラッと変わって使いやすいです。見た目はZoomに似てきたなという印象です。今回はオンライン配信のイベントで改めてWebexを使ってみて、良い点と悪い点についてまとめたいと思います。
良い点
1つ目は画質がいい点です。WebexはHD画質に切り替える事ができます。無料アカウントで利用していても可能です。Zoomは有料アカウントで、尚且つ申請が必要になりますが、Webexは「カメラ機能」で切り替えるだけで、HD画質(1280・720)にできます。
▼設定画面から「ビデオ」を選択。「カメラの解像度」で「720p」を選択します。
2つ目の良い点は「ハウリングしにくい」点です。パソコン2台で向かい合っていても、ハウリングしません。ZoomやTeamsなら、キーンという音が出てしまいます。是非、試してみて下さい。
悪い点
1つ目は、録画したデータが「音ズレ」してしまう点です。「画面共有」で動画を再生した時に起こります。ライブ中は音ズレしていませんが、録画データではズレますので、ご注意下さい。
2つ目は「会議」においては、ZoomやTeamsのようなスポットライト機能がない事です。イベント配信に使う場合は不便です。視聴者が画面操作すれば、目当ての画面を大きく表示させる事はできますが、イベント主催者が望むような画面レイアウトを視聴者に送れないのは、ちょっと不便です。この辺はWebexの設計思想によるところが大きいと思うので、難しい点ではありますが。ZoomやTeamsに慣れ親しんだ人はご注意下さい。
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