zoomやTeamsを使っていて、派生的にオンラインイベントを行なっていると、どうしてもPCでライブ配信するのが当たり前になっていますが、実はより確実にオンライン配信をするための専用機があります。それが「Blackmagic Web Presenter」です。失敗できないオンライン配信イベントが増えています。規模が大きかったり、株主総会や決算発表、新商品発表など。今回は、より確実なオンライン配信を実行するための機器をご紹介します。
PC配信する問題点
- PCが熱を持ちやすい(特にノートPC)
- 1台のPCに色々な処理をさせて負荷をかけている
- ソフトのバージョンやOSアップデートなどによる不具合
PCによるオンライン配信は、こうした細かい事を言えば問題を抱えています。特に今流行っているOBSは、無料で手軽に使えるのですごく多用されていますが、例えば1台のPCでzoomをつなげOBSからYoutubeへ流し込む。さらにOBSで録画もする、なんて使い方をしている、とよく聞きます。本当危険です(というか、処理が追い付かずに固まってしまったり、配信が止まってしまったりするそうです。当然ですが)。
これはかなり極端な例ではありますが、PCの性能が向上して、何でもできる感覚になってしまっている事は間違いないと思います。
こうした事を考えると、オンライン配信では色々な作業をPCにさせているのですが、基本的に負荷がかかる作業を切り分けて構成した方が良い訳です。
その中で、ライブ配信ソフトに送り込むためのエンコード処理をしてくれるのが「Blackmagic Web Presenter」などのエンコーダーと言われる機器です。専用機器なので処理能力や効率性など、全てがパワフルかつ確実です。
▼PCの代わりにエンコーダーを使う
*zoomにも使えますが、エンコーダーからまたPCへと接続する必要があるので、Youtube Liveなど「ライブストリーミングソフト」に最適です。
ちなみに「Blackmagic」のAtem MiniシリーズにはSDIバージョンが発売されたので、「Web Presenter」を利用する事で、全てSDI完結でオンライン配信が手軽にできるようになったので、プロ配信者には嬉しい限りです。
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