2020年8月にオンライン配信イベントのサポートを開始してから、早くも1年になります。最近では集合イベントも増えてきて、完全にハイブリッド型のイベントが多くなってます。私達がお手伝いするイベントも、半分以上がハイブリッド型になってきました。
ハイブリッド配信で大事な事
リアルな会場に参加者がいて、オンラインからも参加者が入ってくる、いわゆるハイブリッド型のイベント場合、イベント規模の大小に関わらず、オンラインのみでの配信とは色々と違いがあります。配信を行う立場から、違いや重要な点をまとめたいと思います。
3チームが連動する(イベント運営・PA・配信)
ハイブリッド型のイベントは、大きく3つのチームが連動して開催されます。イベント自体の運営に関わる人、会場の映像・音響・照明を担う人、そしてオンライン配信を行う人です。これらはイベント規模が小さくても同じです。そしてイベントが円滑に行われるためには、この三者がスムーズに連携していく事が大事です。(イベント規模が小さい場合は、配信チームでPAを兼ねる事もあります)
配信チームの役割分担(配信・撮影・音声・全体進行)
オンライン配信を行うチームの中でも、ハイブリッド型のイベントになると、役割分担が必要なり、スタッフ人数も増えます。配信部分を担当する人達、主にカメラでの撮影を担当する人達、音声を担当する人達、そして全体を進行する役割の人達と、大きく4チームが1つになって「配信チーム」が構成されます。
全体進行は配信担当者が兼ねる場合もありますが、イベント規模に関わらず、ミニマムでも3名以上の体制になります。オンライン配信のように1人で何役もこなす「ワンオペ(ワンオペレーション)」は難しくなってきます。
会場とオンラインで画面構成が違うし、イベント主体で構成
ちょっとわかりにくい事ですが、ハイブリッド型のイベントでは、プロジェクターやスクリーンに映像を映し出す事が多いです。問題になるのは、このスクリーンに流す映像やらスライドと、オンライン配信に流すものが必ずしも同じではないという事です。
例えば、会場があまり大きくない場合、ステージ上の出演者を大きく映し出す必要がなかったりするので、スクリーンにはイベントの演目を表示させておくのに利用したりします。逆にオンライン配信では、ステージ上の人の顔のアップを配信していたりするので、スクリーンとオンライン配信は別々の映像が流れる事になります。こうした別々のシステムを構築すると、オンライン配信の場合とは機材構成も変わり、スタッフ編成も変わってくる訳です。
以上は一例です。他にもイベント台本の書き方なども変わってきますし、イベント進行とオンライン配信の進行担当は、より密に連携する必要がでてきます。
このように、オンラインのみでのイベントと、ハイブリッドなイベントは異なります。全体を把握してイベント企画や進行をする事で、スムーズなイベントを行う事ができると思います。逆にこの辺を理解していないと、重大なトラブルを招く恐れがあるので、気を付けて下さい。
弊社での対応
ミニマムサイズのハイブリッドイベント〜大規模なハイブリッドイベントまでお見積もり致します。
■出張フルサポートの機材・スタッフ構成
- 撮影機材(カメラ2台)
- 音響機材(マイク等)
- 配信機材(PC・スイッチャーなど)
- スタッフ3名〜(配信担当・撮影担当・音響担当)
■料金(最小規模)
- 30万円〜
■対応アプリ
- zoom
- Teams
- Webex
- YoutubeLive など
■その他
- イベント企画・運営
- ステージ造作
- 台本作り
- 舞台演出
- 事務局準備・運営
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