ライブ配信は、基本的に画質があまり良くありません。zoomやteamsなどの双方向アプリは特に画質が良くありませんが、Youtubeライブもけして良いわけではありません。「画質が悪くなる」「映像が固まってしまう」「映像と音声がズレる」などの現象が起きやすい2点をご紹介します。
① 動画を使う際は注意!
配信をする際に、動画を流す事はよくあると思います。パワーポイントに動画を貼り付けて紹介したりする事が特に多いと思います。その時に気をつけて欲しいのが、以下の3点です。
動画を再生する場合、スペックの高いPCを利用する。
ビデオボード付きのPCを利用する。デスクトップPCがベストですが、使い勝手ではノートPCを使うケースが多いと思いますので、その場合はMACやゲーミングPCと言われるものが良いです。
パワーポイントに動画を貼るのは避ける。
パワーポイントに動画を貼り付けて紹介するケースは多々あると思いますが、これをすると動画がキチンと再生されないケースがあります。特に動画のデータが重かったり、時間の長い動画を再生すると、映像と音がズレてしまうケースがあります。なので動画を配信する場合は、動画ファイル自体を立ち上げて再生するのが良いです。
ビットレート(データレート)に注意する。
一番気を付けたいのが、データの大きさです。正確に言うと「ビットレート」の数値に気を付けて動画を用意する必要があります。ビットレートが大きいと画質は綺麗なのですが、どうしても重たいファイルになってしまい、映像と音がズレるという事が起こってしまいます。
適切なビットレートで動画を作る事ができれば、画質も良いままで軽いデータにする事ができますので、配信でのトラブルもなくなります。下の画像は2つの動画を比較したものです。黄色が重たいデータで映像と音がズレてしまったり、映像が途中で固まってしまったりする事が発生しやすいデータです。
黄色のデータを軽いファイルに変更作業したものが、青色の動画データです。データレート(ビットレートとも言います)を小さくする事で、スムーズな再生ができる動画ファイルになります。
動画ファイルを軽くする作業は、専門的な作業になりますので、配信で動画を利用する際は、映像の専門家にご相談下さい。弊社でも、もちろん対応しております。
② カメラは固定する!
「映像が乱れる」もう1つ大きな要因は、カメラを動かす事で発生します。オンライン配信で、PC内蔵のカメラではなく、撮影用の外部カメラを利用する場合は、固定しておくのが一番です。
手持ちカメラや、三脚にのせていてもカメラを動かす動作をすると、映像は乱れます。Youtubeライブは比較的画質が良いですが、それでもカメラを動かすと映像は乱れてしまいます。
これは通信部分の問題なので、解決策としては、カメラを動かさずに固定しておくのが良いです。
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