日本でオンラインミーティングに使われているWEB会議ツールは、ほとんどがZoom・Teams・Webexではないでしょうか。海外ツールを調べてみると、色々な会議ツールが出てきたので、その中から「無料で使える3つのサービス」を試してみました。使ってみた感想と、特徴をご紹介します。
Skype
一時期、最も使われていたのが「Skype」だと思います。仕事で使うというよりもプライベートでビデオ通話をするのによく使われていました。一番のネックは「マイクロソフト」アカウントで管理されている事です。マイクロソフトのアカウントに登録しないと使えないのは、面倒です。マイクロソフトに買収されずに進化していたら、Zoomになっていたかもしれない、悔やまれるWEBツールです。
- 画面共有もできるし、外部機器も繋がるし、録画もできるし無料でかなり使えます。
- アプリをダウンロードしなくても、ブラウザで使えます。
FreeConference
「FreeConference」は2000年からサービスを提供している老舗です。中途半端な日本語対応なのがもったいないですが、Zoomなどに搭載されている機能は網羅されていて、使いやすいです。海外では、利用している企業が多いのも納得です。
- ホワイトボード・ブレイクアウトルームなども搭載されています。
- スポットライトが「自分用」「全員に適用する」とわかりやすく選択できるので便利です。
- 動画が弱い。PC内蔵カメラの画質は良いですし、画面共有で動画を流しても画質が良いですが、フレームレートが低いせいなのかカクカクします。
- 記録データは有料になります。
Whereby
今回3つ使ってみて、最も驚いたのが「Whereby」です。画面の画質がめちゃくちゃ良いです。ZoomのHD版、WebexのHD版よりも綺麗かもしれません。画面共有で流す動画を綺麗でスムーズですし、外部機器からの映像も綺麗でした。また、システムが軽い感じがして、サクサク操作できるので使い心地が良いです。このサービスは、もしかすると利用者が増えて広がるかもしれません。
- Googleにログイン状態であれば即時、会議を始められて便利です。
- 画質がメチャクチャ良いです。画面共有での動画、外部機器からの映像も抜群に良いです!WEB会議ツールの無料版では、Zoom・Webexを抜いてダントツの綺麗さです。
- 記録データは有料になります。
- ツールを起動するまでは英語サイトですが、ブラウザでツールを起動した後は、ほぼ日本語化されているので、使用する分には問題ありません。
まとめ
WEB会議ツールは、自分だけで使うものではなくて、相手と一緒に使うので、どうしても知名度の高いブランドに利用者が集中してしまいます。周りで多くの人が使っているツールの方が、安全だろうという安心感から、利用するツールはドンドン集約されてしまいます。
そうした中で、今回3つのツールを使ってみましたが、「Whereby」はとても良かったです。社外の人とはいきなり使いにくいので、社内で流行らせてみようと思います。
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