ハイブリッド型のイベントがますます多くなっていますが、リアルなイベント会場で使うマイクは、できるだけ「ハウリングしにくいマイク」を使ってもらうようお勧めしています。今回はそんな「マイク選び」について書きたいと思います。
マイクの種類
「マイク」は色々なタイプがありますが、大きく分けると目的は2通りです。テレビ番組で使われるような「収録用のマイク」と、スピーカーから音を出して「拡声するためのマイク」です。見た目は同じでも、目的によって機能が全然違います。
ハウリングしないマイク選びのポイント
今回は、スピーカーから音を出すタイプのマイク選びのポイントについてです。スピーカーから音を出す場合、一番気をつけたいのが「ハウリングしない事」です。このハウリングしないためのマイク選びのために重要になるのが以下の2点です。
- 口とマイクまでの距離
- マイクの指向性
口までの距離があると、音のボリュームを上げる必要があるので、ハウリングしやすくなってしまいます。またマイクの種類として単一指向性のマイクの方が拾う音が限定されるのでハウリングしにくいです。
マイクの順位
これを踏まえると、「マイク選び」の順位は以下になります。
①ハンドマイク(単一指向性)
イベントマイクはやはり「ハンドマイク」が一番です。口元にもっとも近くて、有線であれば尚更よいです。下は最上位機種のSHURE ( シュアー ) / SM58。
②グースネックマイク
こちらも口元を狙えて固定されているのでオススメです。「オーディオテクニカ グースネックマイク」は、手頃なお値段でオススメ。
③ヘッドセットマイク
④ピンマイク
口元からの距離や安定性を考えると、できる事なら避けたいです。
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