オンライン配信に、手軽に3DCG合成を持ち込めないかと思ったのですが、現状ではなかなか難しいようです。やりたいのは、場所がどこであっても「グリーンバック」さえ準備すれば、3DCGと合成できるという仕様。ちなみに3DCGは2D合成とは違い、奥行きのある画面イメージになります。なので立体感が出て、より臨場感のある映像配信にできると思います。例えば表彰式みたいな華やか式典なのに、オンラインでやらざるを得ないようなケースの時に使えたらいいなあと。
3DCG合成・配信も可能な「トライキャスター」
まずはトライキャスター。3DCG合成できて、ライブ配信も可能です。持ち運びもできます。ただ同業者に聞くと、合成していると固まる事があるので、ライブ配信は厳しいかもしれない、という意見もありました。合成は綺麗に抜けますし、トライキャスターを使えるオペレーターも結構多いので、実用的かなと思ったのですが。。。ライブ配信中に固まってしまっては、致命的です。
どこでも持ち運んで3DCG合成となると、現状は難しいようです。(朋栄FOR-Aさんとかどうなんだろう?)
やはり専用スタジオが確実
そうすると、やはり現状では合成専用スタジオを使うのが最も確実です。常設のスタジオなので、やはり微調整ができていて、素晴らしく綺麗です。ただお値段が高い。
東京都内ではいくつかありますが、以下ではSTUDIO KoA(光和)さんのデモ映像をご紹介します。美しいです。
あと、3DCG合成は、合成する背景をオリジナルで作ろうとすると時間と予算がかかるのがネックです。それをさらに映像機器に入れて現場で微調整する、そう考えると3DCG合成はまだまだ手軽に使えるというレベルではないです。
ライブ配信はまだまだ進化していくと思うので、今後も3DCG合成については注視していきたいと思います。
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