外資系製薬メーカーの求人用の採用動画を制作しました。今回は「1日の主なスケジュール紹介」を軸にしながら、やりがいや体験談を語ってもらうという動画になりました。上で紹介しているのは、そのダイジェスト映像です。今回は、採用ビデオを作る時に、心掛けている点についてご紹介したいと思います。

台本作りを共同作業で行う

一番大事な作業が「台本作り」です。どんな企画意図で、どんな構成にするのかを考える作業です。求人動画を制作したい企業様には、こうしたいという意図があると思いますが、それをベースにして私達は肉付けをしたり、表現方法を考えたり、微調整をしながら台本を作成していきます。

初めてお付き合いする企業様の場合、当然ですがその事業内容や理念などを学ぶところから始めます。その企業様が目指しているところを理解した上で、今回の求人目標だったり採用における基準だったりを加味して、映像作りに結びつけるようにしています。企業様と一体になってこそ、いい台本作りができると考えています。

生の声を大事に

動画の構成作りとしての「台本作り」は大切だと考えていますが、出演して頂く社員の方々には、できるだけ台本を用意せずにインタビュー形式をとって、よりリアルな生の声で語って頂くようにしています。できるだけ素に近いコメントの方が、リアリティがあって、見ている人にも真に迫る事ができるからです。そのため、インタビュー時間は長時間になってしまう場合もありますが、良い物を作るためにもご協力して頂いています。

リアルな仕事現場を

上記で紹介した動画は、企業様の取引先に伺って撮影をさせて頂きました。なかなか段取りを組むのが難しいケースもありますが、実際に働いている場所で、実際に会話している場面を撮影する事で、こちらもリアリティをもって伝える事ができます。

どうしても準備した構成台本の通りに撮影しようとすると、見せかけの動画になりがちです。ですから私達はできるだけ映像にリアリティが出るような工夫をしています。ちょっとした事なのですが、映像からはそのちょっとした部分が伝わるので、私達はこだわって撮影を行うようにしています。

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